珍しく日本のドラマも観てみたシリーズ2026① 2年遅れで大感動!海外ドラマ好きの心を掴んだ『ライオンの隠れ家』の圧倒的なクオリティ

ライオンのぬいぐるみの後ろ姿

今年もまたこちらをやってみました!

珍しく日本のドラマも観てみたシリーズ2026!

このシリーズも始めてからなんと5年目になりました!!

昨年鑑賞した作品はこちら!

あわせて読みたい
珍しく日本のドラマも観てみたシリーズ2025①「東京サラダボウル」社会問題とエンタメのバランスが絶妙な... この夏も、これを実施してみることにみました。 珍しく日本のドラマも観てみたシリーズ このシリーズも始めてからなんと4年目になりました!普段は海外や韓国のドラマ...
あわせて読みたい
珍しく日本のドラマも観てみたシリーズ2025②リアルがどうとかどうでもいいの!「グラスハート」は「バン... 前回から続く「珍しく日本のドラマも観てみたシリーズ」 前回のブログはこちら https://diefunent.com/tokyosaladbowl/ 続いて選んだ作品はこちら! 「グラスハート」 ...


普段は海外や韓国のドラマばかりを観てしまう私が、年に2本を厳選して日本のドラマを鑑賞。

いつも真夏になぜか観たくなるので、その時に他のドラマファンの方からオススメ作品を伺ったり、自分で気になった作品を決めて、鑑賞して感想を書いています。

今年は私が勤めている会社の日本ドラマファンの方からのオススメ作と、今年ソーシャルメディアで話題だった作品を選んで鑑賞してみました!

まずはこちらの作品から!

ライオンの隠れ家」

あらすじ等はこちら!

TBSドラマ「ライオンの隠れ家」公式HP

この作品は私が勤めている会社にいらっしゃる日本ドラマファンの方から、オススメしていただいた作品です。

2年前の作品になってしまうのですが、予告の動画を見せてい頂いて、「これは面白そう」と直感で思いまして。

舞台が茨城県だったのも、私が住んでいた県なので親近感もなんとなくあって(笑)。

鑑賞を楽しみににしていました♪

そして、観終わった後は「いいドラマだったな~」としみじみ思ったドラマとなりました!

どんなところが「いいドラマ」だと思ったか、書いていきたいと思います♪

※ここから先は思いっきりネタバレしてますので、結末をお知りになりたくない方はご注意下さい。

予想よりヘビーな内容にびっくりしながら観進めていった

自閉症の弟と、じっと彼を支えながら市役所で働く兄との二人暮らしの生活に、ある日突然やってきた幼い男の子。

男の子はどうやら、兄弟が昔一緒に暮らしていた異母姉の子供で、事情があって預けられたと悟り、兄は姉を探す。やがて姉と男の子が訳あって家庭から逃げてきたのではと知ることになり、、。

というのが、このドラマの前半のだいたいの流れなのですが、後にこの「ライオン」と自分を名乗る男の子が、父親から虐待を受けていたことが分かります。

そして、兄弟の異母姉の母親が逃亡生活をしているようなこともなんとなく分かってきます。

という流れなのですが、正直こんなに重いというか、結構大変な内容のドラマだと分かっていなくて。

若くに両親を失って、自閉症の弟を一人で支える立場になってしまった兄の洸人。二人で穏やかに暮らしていた(それだけでも凄い)ところに、どこからかやってきたかも分からない男の子が来て、しかもその子が虐待されていたような形跡がある。。。「結構いろいろな要素が盛りだくさんなドラマだな」と思いました。

繊細な洸人、大げさすぎない美路人、愛おしいライオンの個性が溶け合うドラマ

兄・洸人を演じるのは柳楽優弥。人気ですし、演技の上手さはもう評判ですよね。私も今作で改めてじっくりと演技を見てみて、「本当にいい役者だな~」と思いました。

こういう素朴というか、いわゆる普通の役って彼には珍しいのかもしれないのですが。私はあんまりたくさん日本の作品を観ていない事が逆に良かったのか、そしてシンプルにやっぱり演技の良さもあって、この洸人というキャラクターにもすんなり入っていくことができました。

そして自閉症の弟、美路人を演じたのは坂東龍汰。私はこの作品で初めて演技を観たのですが、彼のキャスティングが絶対的にこの作品の肝になるので、どんな演技か観る前から気になってました。

ASDの表現をするのは本当に大変だったと思いますが、同時にとてもチャレンジとして役を通して前向きに演じているような感じがしました。個人的にそこがとても驚きと共に、「素晴らしいな」と感じて。

もちろん主人公の一人ではあるのですが、美路人ばかりにフォーカスが当たる話では決してなくて。兄である洸人と、一緒に暮らすことになる「ライオン」と三人の物語。「自閉症」と一口に言っても、その個性は様々で、美路人が描いている絵の素敵さや、日常生活の困難なところもしっかり演技はしているんですけど、決して大げさすぎず、それ自体が大きな問題になることも少なくて。坂東龍汰のASDのディティールの表現だけではなくて、「美路人という役のとらえ方や、表現自体が凄くドラマと合っていたし、良かったのかな」と思いました。

そしてライオン君を演じた佐藤大空くんですが、彼もとても良かったです!私は自分が今子育てしている事もあって、最近テレビや映画で子役の子をみると、本当に感心しちゃったり、心配しちゃったりするようになっちゃって(笑)。もう完全にメンタルが近所のおばちゃんみたいなんですけど(笑)。虐待されている役なんですけど、「大丈夫かな」とか。ここらへんは今の時代なので、ちゃんとメンタルケアなどされていると思いたいです。

このライオン君、最初は洸人や美路人の演技がやっぱり良いので「浮いちゃうかな」と思っていたのですが、凄く馴染んでましたね!ちゃんとライオン君も含めた「3人のドラマ」になっていたので、これは本人はもちろん、「スタッフの皆さんも努力も相当あったのではないかな」と思いました。

他の脇を固める役者さんたちも、ライオンのお母さん役の尾野真千子をはじめ良かったと思います。

ヒューマンドラマだけでも良かったかも?でも挑戦を応援したい!

個人的にはこのドラマ、シンプルに洸人、美路人、ライオン君の三人の家族ドラマ的な内容だけでも十分よかったのではないかな、と思ったのですが。ミステリー的な要素もかなり入ってきていたので、「韓国ドラマっぽいな~」となんとなく感じていたら、やっぱり作り手の方も意識されていたみたいですね。

でも日本のドラマでもそういうジャンルレスのドラマがあっても、もちろん面白いと思うので、それは素晴らしいことだなと思いました!

それはやっぱりラストにつながるんですけど、ミステリーの要素があっても、描きたいところがちゃんとしっかりしていたからだと思います。

「ケアする人」「ケアされる人」の心の負担と社会の支え合いを「考えていこう」

全体的な流れで、私がやっぱり「ちゃんとここまで描くんだ」と思ったのは、ずっと誰かをケアする事で疲弊してしまった洸人の事と、ずっと今まで洸人に支えてもらって生きるだけしか頭になかった美路人の成長です。

このあたりの展開までちゃんと突っ込んで作品のラストになるところは、凄く良かったと思います。ただ、ミステリーが解決するだけじゃなくて、「本当に描きたかったのはやっぱりそこなんだ」と。

それはある人からしたら、夢やおとぎ話のような決着かもしれないけれど、実際にASDを抱えながらも自立していくことや、今まで支えてきた人たちがちゃんと自分の人生を生きることを示してしていく事が、「ドラマとしての役割なのでは?」と作り手の側から示されているような気がして。

特にケアする人たちの心の負担や、生活や自分のやりたいことをできるような支えをしていくこと。私もドラマを通しながら、「考えていこう」と思いました。

気になった方はぜひ観てみてください♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする