2026年9月11日、ついに日本公開となった映画『オデュッセイア』。
現代の映画界の巨匠となったクリストファー・ノーラン監督が挑んだ壮大なギリシャ神話の英雄譚。海外の映画ファンのSNSでは「絶対にIMAXで観ろ!」という声が溢れていますよね。
私も実際にIMAX先行上映で鑑賞することができました!
劇場に足を運んでみて分かったのは、度肝を抜かれる大画面だけでなく、私たちの五感を支配する“ある要素”の凄さでした。こればかりはスマホや配信では100%味わえません!
そして、ノーラン映画ならではといった「これでもか!」なオールスターキャスト達のなかで、スクリーンで最も輝いていた人物とは?
皆さんの予想や、すでに観た方の「推しキャスト」とも比べながら、ぜひ最後まで楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。それでは、本編へどうぞ!
※ここから先は思いっきりネタバレしていますので、結末をお知りになりたくない方はご注意ください。
事前に観てびっくりした超デカIMAX撮影カメラ!!
私がこの映画の撮影の様子の動画を見て「なんだこりゃ!」とびっくりしたのが超デカいカメラ!!(笑)
「なにこれでけー!!」と思わず笑ってしまいましたが(笑)
なんとこの映画の撮影、歴史を塗り替えるレベル の撮影だったんですよね。
「全編IMAXフィルムカメラ」
だったそうなんです。しかも、
音がうるさすぎて「新カメラ」を開発 !!
このIMAXカメラ、撮影の際のノイズがうるさいらしくて、役者も気になるレベルとのことで、
ノーラン監督は、IMAX社に「静かに会話が撮れる、次世代の新型カメラを作ってくれたら全編IMAXで撮る」と直談判 !!
そしてノーランと、彼の相棒である撮影監督のホイト・ヴァン・ホイテマがIMAXのために研究に参加して開発された、 「巨大な防音カバー」を設置。なんと超デカ、そして超重い(約110kg)特別カメラで撮影されたそうで、これでは役者もどんなに過酷なシーンでも文句言えないですよね~(笑)
そのカメラの甲斐あり、確かに映像は素晴らしく美しいです!!
特に私は海の映像が凄くって、とってもきれいなところと、とっても怖いところ(嵐など)が凄い迫力で観れますので、「これは凄いなー!」と思いました!
あんなでかいカメラで、たぶん本当に船で撮ってるんですよね。スタッフの命がかかってそう。なんて体育会系なんだ!(笑)
……と思って調べてみたら、本当に本物の海に出て、船の上にあの110kgのカメラを載せて撮っていました!!(笑)
ノーラン監督はCGやスタジオのプールが大嫌い。だから、嵐のシーンも本物の荒波のなかで、スタッフもキャストも命がけで撮影に挑んだそうです。画面から伝わってくるあの圧倒的なリアルさと恐怖感は、お芝居やCGではなく、現場の「本物のガチ感」が映り込んでいたからなんですね。
IMAXで体感すべきは映像だけではない!音響が本当に素晴らしい!!
でも私は映像と同時に、「音の体感」にもすごく感動しました!!本当に、ビリッビリと音が体に響く感じで、 シートを通じて足元から頭のてっぺんまで全身がびりびり痺れるような感覚に襲われました!
ノーラン作品の常連であるリチャード・キングというサウンドデザイナーは、「耳ではなく『骨』に響く10サイクル以下の超低周波」にこだわるという徹底ぶり。劇場で「体がびりびり震える」のは、この超低周波が客席のシートや、私たちの骨をダイレクトに揺らしているからだそうなんです!これ、本当に凄かったです!!
また、この作品の音楽を担当しているのは、これまたノーラン作品の常連となった、ルドウィグ・ゴランソン。
なんと彼、ノーラン監督から「オーケストラは一切使うな」という指示を受けたそうで、「ゴランソン、よくキレなかったな」と(笑)。とはいっても、確かにゴランソンって普段からそんなに王道オーケストラをド直球で使う印象がないので、実は彼にとってはそんなに難しくなかった(むしろノリノリだった?)かもですけど。
古代ギリシャの竪琴や弓の弦を鳴らす音、さらには35面の青銅製ゴングなど、打楽器と古代楽器のサンプリングを駆使して作られた音楽は本当に面白いので、これは絶対にIMAXの最高音響で体感してみてほしいです!
ノーラン映画と言えばオールスターキャスト!この映画もスター揃い♪
そして、ノーラン映画と言えば「オールスターキャストムービー」ですよね。前作の『オッペンハイマー』や前々作の『TENET テネット』もそういう一面がありましたが、今作もキャストは超豪華!
主演のマット・デイモン、アン・ハサウェイ、そしてトム・ホランドというイタカの王族一家はもちろん、ゼンデイヤ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロン……。他にもたくさんの「あ!あの人が!」というスターが次々と出てくるのが、ノーラン作品の面白さです!
でも個人的には、いろいろツッコミどころもあって(笑)。
「トム・ホランドとマット・デイモン、親子にしては全然似てない!」とか、「シャーリーズ・セロンはただマット・デイモンと海辺で暮らすだけ……!?」とか(笑)。
そんなハリウッドの主役級をこれでもかと贅沢に使うエンタメ感も、お祭り感があって最高でした。
アン・ハサウェイは「ダークナイト・ライジング」でノーラン映画に出演した後に、アカデミー賞を受賞した後に大バッシングを受けていたところに、再度「インターステラー 」で主役に起用されたことを凄く恩に感じていたそうで。「その後なかなかノーラン作品に声がかからなくて、不安だった」という(笑)。今作の出演は本当に嬉しかったみたいでした。
こんなオールスターキャストの中で一番輝いていたのは誰!?
というオールスターキャストの中で、個人的に誰が一番輝いていたかというと、やっぱり
マット・デイモン
だと私は思いました!「主役だから当然じゃん!」という声も当然あると思いますが!(笑)でもこの映画は、やっぱり「マット・デイモンを撮りたい!!」というノーランの想いがあったのかな~と思わせる映画でした。
マット・デイモンもノーラン映画の常連で、『インターステラー』『オッペンハイマー』 とこれまでにも起用されていましたよね 。信頼関係は絶大だった上のキャスティングなのは言うまでもないと思うのですが。今回のオデュッセウス役は、マット・デイモンに本当にピッタリ!!
「人間的な泥臭い魅力がないと、このオデュッセウス役はできないんだ」と作品を観て改めて思いました。ノーランの思い描いたオデュッセウス像がマット・デイモンに直結したのは凄く納得です。たぶん、「マット・デイモンがミスキャスト」という人は少ないのではないかな、と思いました。確かに、「ギリシャ神話なのにアメリカンな感じ」は感じなくもないのですが(笑)。
今作、私はマット・デイモンの主役作として「トップクラスの映画なのではないかな」と思いました!
王としての威厳だけではなく、愛されるべき魅力を兼ね備えたキャラクターを、持ち前の魅力でしっかりと演じ、安心感が抜群でした!
マットデイモンって今55歳なんですけど、体のつくり方も完璧ですし、相当大変だっただろう撮影にも主役としてパーフェクトに対応しただろうということが分かります。「ハリウッド俳優」として、本当に素晴らしい主演級俳優ですね~。お見事です!!
私は作品を観ながら
「死んでもいいからマット・デイモンの豚(部下)になりたい!!!」
と思ってしまいました(笑)。
ノーランの激お気に入り!?ロバート・パティンソンがキャストの中で唯一要求したことは?
あとは次に個人的に良かったのは小賢しさ天下一品だった(笑)、ロバート・パティンソンです。
「テネット」以来の出演ですが、おそらくノーランが「若手俳優の中でも一番気に入ってるんじゃないかな」と思わせるイキイキっぷりでした!
「テネット」での役も超美味しい役でしたが、今作もアクセントになる役で、「これは相当気に入ってるな!!」と感じさせました。
パティンソンは今本当にノリにノっていて、厳選しつつもいろんなジャンルの作品に出演していますが、今作を観て「やっぱりノーラン映画が相性良い!」と思ってしまいました!
徹底した秘密主義者で知られるノーランですが、ロバート・パティンソンだけは、唯一「出演を決める前に、脚本を全部読ませてほしい」とノーランに要求したそうです。
マット・デイモンはノーランからの「オデュッセウス役やる?」という電話1本で、脚本なんか読む前から「出る!!!」と即答したそうなので、真逆ですね(笑)。
この作品は本当にIMAXで鑑賞すべき?
映像の美しさだけでなく、全身の骨に響くような音響の凄さ、そして何よりノーラン監督とキャスト陣の深い信頼関係がスクリーンから溢れ出ていた『オデュッセイア』。やっぱり私はこの作品はIMAX鑑賞をオススメしたいです!
マット・デイモンの泥臭い主役の風格とそのとにかく生きて帰るために必死な姿に惚れこみましたが、皆さんが「一番輝いている!」と感じたのは、一体誰だったでしょうか?
観終わった方は、ぜひ皆さんの「びりびりしたシーン」や「推しキャスト」をコメントで教えてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント