アカデミー賞2022関連作品レビュー! 「あの夏のルカ」

日本時間の3月28日にアメリカで開催されるのが、第94回アカデミー賞受賞式。

個人的に気になって観た作品についてレビューを書いています。

前回までのレビューはこちら。

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今回は!

目次

「あの夏のルカ」

こちらはピクサーの映画です。この映画は確か日本では配信限定だったような。作品については知っていましたが、アカデミー賞にまでノミネートされる作品とは。気になってこちらも観てみました。

※ここから先は思いっきりネタバレしてますので、結末をお知りになりたくない方はご注意下さい。

舞台はイタリアの海辺の町。

シー・モンスターという架空の生き物を主役にした少年の物語です。

このシー・モンスターが個人的にちょとあんまり可愛くない(笑)

けど、人間に変身した姿のドラマがメインなので、子供姿の時は全然大丈夫でした(笑)

この映画も景色がきれいですね~!これって「君の名前で僕を呼んで」や「イル・ポスティーノ」を思い浮かべるような美しい海辺町の景色が素敵でした。

しかもVespaがかっこいい!イタリアってヴェスパのイメージですよね〜。

自転車にも乗ってるけど、やっぱり「君の名前で僕を呼んで」でも自転車乗ってたし。「あの夏のルカ」を観ていて、浮かびますね。

けどキャラの絵はあえてちょっと子供っぽさを残したような。「ミラベル~」や「ラーヤ」に比べると、もっと子供が感情移入しやすいようなキャラクターの絵柄なのかな、と感じました。

壮大な話ではなくて、成長期の子供の友情が結構リアルというか、ちょっとした嫉妬や行き違い、残酷にも感じるけど「子供とか10代ってこういうところあるよね」という感じで。私は「魔女の宅急便」も頭に浮かびました。

今作の監督、エンリコ・カサローザ監督はやっぱりジブリがかなりお好きなようで水の表現は「ポニョ」からの影響もあったのかな?

そこに「自分の本当の姿を隠す」というテーマもあって、深読みしようと思うと裏にあるテーマも「こういう事なのかな~」と考えることもできる物語だと思います。

ただ、私は特に子供にはあんまりそんないろいろと考えずに、「素直に受け取ってほしい映画だな」と思ったり。大人は「こんなことあったな」とか思い返したり。

「子供向けの作品としてとても優れているな」と思いました。今は大人向けのアニメも当たり前だけど、「子供が受け取れる映画もちゃんと作るピクサー凄いな」と。
これを観ると単純に「イタリア行ってみたいな」とか「こんな友達いいな」とか思えるような。

ルカもアルベルトも海の中で生活していれば安全なのに、より好奇心を刺激してくれる地上を求めていく。子どもってそういうところありますよね。冒険好きだし。家出までしちゃうんだから、親はたまったもんじゃないですけど(笑)

こういう作品がアカデミー賞の長編アニメーション作品にノミネートされるってなんか嬉しくなりました。「純粋に子供に愛される作品って大事にする」っていいな、って思いました。

何よりシアターでかけないのが本当にもったいない!!

息子は鬼滅よりこういうのにハマってくれないかな(笑)っていう親願望が出てしまった作品でした!

というわけで、今年のアカデミー賞関連作レビューはこんな感じでした!結構頑張って書いたけど、やっぱりアカデミー賞関連作はいろいろ指標になりますね。特にアニメは良作のガイドになってくれて助かります!実写だけじゃ無くてアニメも毎年ノミネート作品チェックしなきゃ!って思いました。

アカデミー賞楽しみですね♪

おまけ

「少年時代」が日本版の主題歌になってたけど、日本曲の主題歌は反対派です。確かにこの曲はテーマと合ってるけど。

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