「We Live in Time この時を生きて」 ピュー&ガーフィールド主演二人の最高の演技!「泣くだけじゃない映画だ!」って超泣いた(笑)いろんな人に観てほしい

先日、この映画を観ました。

「We Live in Time この時を生きて」 

あらすじ等はこちら

映画『We Live in Time この時を生きて』公式サイト|絶賛公開中A24北米配給権獲得!フローレンス・ピュー×アンドリュー・ガーフィールドで贈る、〈限りある時間〉の中で紡がれる、愛と感動にwww.wlit.jp

イギリスの映画監督、ジョン・クローリーが手掛けたこの作品。主演はアンドリュー・ガーフィールドにフローレンス・ピュー。二人とも今やイギリスを代表する人気俳優に。様々な作品に出演してきたこの二人が共演と聞いて、「なんか癖ある映画かな?」と思っていたのですが(笑)、この映画はラブストーリーが基本の映画です。

この映画、予告から「もう泣いちゃう」感がモリモリだったのですが、たぶんそれは私だけではないはず(笑)。

でも、それだけの映画では決してない素晴らしい作品なので、「そういう泣かせる系の映画苦手~」という方でも、というか老若男女ぜひ一人でも多くの人に観ていただきたいので!私なりの感想を書いてみたいと思います!

※ここから先は思いっきりネタバレしてますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

まず個人的な話をしちゃうと、私はこの作品の監督であるジョン・クローリーとは凄く相性が良くて、

彼の代表作「ブルックリン」が本当に大好きで、この映画でも号泣し倒した女なのですが(笑)。
だから先ほど「泣くだけの映画じゃない!」と言っても、私自身は作品開始5分くらいからすでに泣いてたんですけど(笑)。そういう映画監督とか俳優とかの相性ってあるじゃないですか!「あの俳優出てきたら泣くな」とか「ムカつくな」とか(笑)。

私にとってジョン・クローリー監督は「本気出されると必ず泣かされる」監督なんです!受け手の私の問題だと思うのですが、「ブルックリン」の時も、いろんなシーンでもう泣いちゃって泣いちゃって(笑)

なので、この「We Live in Time」もめちゃくちゃ泣いたのですが、タイトルにも書いたとおり、「泣くだけの映画」ではないのです!
もちろんそういう作品もあって全然いいと思うのですが、私の夫のように

泣かせる系の映画苦手なんだよね~

というタイプの人も観やすいような映画だと思います。

ガーフィールド&ピュー 主演二人の演技が素晴らしい!

先にも書いたアンドリュー・ガーフィールドとフローレンス・ピューの演技が素晴らしかった点をまずは一番先に伝えたいです!

二人ともそれぞれもうスター俳優の面も持っていて、ヒーロー映画(スパイダーとウィドウね)も持っているような役者なのですが、この映画の役は二人とも普通のロンドンに住む若者。

誰もが感情移入を出来るようなキャラクターで、特にアンドリュー・ガーフィールドは「一番素に近そうな役なのでは?」というくらいに自然な演技。
彼が演じるトビアスという男性は最初の結婚がうまくいかず離婚してどん底の時に、なんとピュー演じるアルムートに車で轢かれて大変な目に合うのですが、そんな彼女と恋に落ちるというめちゃくちゃお人よし感なキャラ。シリアルの会社に勤める研究員(?)で、ちょっと線が細くて、慎重な性格なのか計画とか先のことを考えて行動するようなちょっとまじめなタイプ。

対するフローレンス・ピューが演じるアルムートは、シェフとして働く女性で自分の店のオープンを控えている矢先にトビアスを轢いてしまうのですが、なんかどっしりしたところがあって、店はオープン後も順調、才能もあって有名な国際的料理大会にも出場を勧められるくらいの実力の持ち主。

幼いころには以外なスポーツの選手で有望だった過去もあったりと結構カラー豊かな経験の持ち主。でもなんかどの道も切り開くような感じを受ける力強い女性で、こちらも「素に近い?」と感じさせる魅力があるキャラクター。

二人ともそれぞれに、「役柄にぴったり」というような空気感で、配役がハマっているように感じました!

そんな二人が説得力を持って演じるので、演技がすごくいい映画なんです!二人とも「ベストかも」というくらいの素晴らしさ。
過去の代表作ももちろん良いですが、演技力の高さからこんなに普通の生活をしている役を演じることがなかなかない二人なので、こういう映画で改めて「やっぱり二人とも演技上手いな」と映画を観ながら感じさせられました。

アルムートはもともと結婚や子供を持たないような生き方を選択していたのですが、トビアスと出会った後に卵巣がんを宣告されてから、トビアスとの子供を持つための治療を選択します。

一度は寛解して生まれた娘と幸せに暮らしていたところに、再発してしまうアルムート。そこに料理大会の出場の声がかかる。トビアスに内緒でチャレンジを決めるアルムート。普通の人は断りそうなところだけど、そこをピューならではの「やってのけそうな力を感じさせる」演技で見せていくあたりが「だからこの配役なのかな」と思いました。

またトビアスは一貫してアルムートに引っ張ってもらって、支える立場の役。こちらもガーフィールドの演技がハマっていました。離婚したり、事故にあったりと結構かわいそうな役なのですが、なんかそういう目にもあいそうな(笑)雰囲気がぴったりで。アルムートが大好きで、彼女に傷つけられたりしながらも、「一緒に生きていきたい」と寄り添う姿が全く違和感がなくて。

この二人の恋愛関係から家族へ、そして病気と向き合い、どう過ごしていくかを見せていく過程をとても丁寧な演技で見せてくれています。

既に演技力が高いことが分かっている二人なので、「普通の役で物足りなく感じるかも」とも思われちゃうかもですが、むしろこういう映画や役こそ演技力がよく分かります。

二人の相性の良さもあって、二人ともの演技がとても心に残る映画になっています。

時間の流れや順番が一定ではないからこそ観やすくなっている

この映画のユニークなところは、二人の出会いから別れまでの過程の流れが順番も長さも一定ではなく、先に病気であることが分かったり、それが再発だったり、その後に二人の出会いのシーンがあったり、出産があったり、料理大会への挑戦があったり。その一つ一つが順番に並ばずに描かれているので、すごく不思議な映画でもあります。

最初は「え?」と混乱するかもしれないけれど、映画のトーンや雰囲気がガラッと変わったりすることはないので違和感なく観ていられますし、感情の流れもその時その時で変わるので、意外と悲しいシーンも落ち着いていられるというか、悲しみにどっぷりと浸るような感じを回避できる作品にもなっているところがあって。
そういうところが「泣かせる映画や難病の映画、悲しい映画が苦手」という方にも勧めやすいところだと思います。

「敢えてとても悲しいところを映さない挑戦をした」ような映画に感じました。

「悲しい」から泣くんじゃなくて

この映画って、私にはなんとなく

https://youtube.com/watch?v=1GMGMzHRE4Q%3Frel%3D0

この「メッセージ」という映画に似ているな、と思って。私はこの作品も観れば必ず泣く映画なんですけど(笑)。

この2作品に共通する、あと先に書いた「ブルックリン」もそうなんですけど、何が私を泣かせるかって「病気になったり死んじゃうから悲しくて」泣いてんじゃなくて、

限りがあっても生きること・人と出会うこと・成長することが素晴らしいと感じさせてくれる

というところが超泣きツボポイントなんです!!

だから悲しくて泣いてるんじゃないんですよね(笑)。むしろ「人生肯定」みたいな映画なんです。

「メッセージ」も時間の作品内の時間の流れ方がいったりきたりだったことが後から分かって、あの作品よりは「We Live~」の方が時間の流れは分かりやすくはあるのですが、両作品とも「誰かが自分の人生を思い出したような」映画だなと思って。

日常で過去にあることを思い出す時って時間の流れ順に思い出すわけでもなくて、今思い出したいことを大切なところだけ抜き出して思い出すような感じで。

出来事への向き合い方とか、記憶とかって常に一定ではないし、大切なことは後から変わったり、変わらなかったり。
うまく書けないのですがそういう「時間や記憶の不確かさ」と、でも「どんな時でも変わらない感情だったり思いだったり」を同時に描くような作品に感じました。

だから「どんなに悲しいことがあっても、この人生を生き抜く」みたいな、書いてて泣いてるけど(笑)、そういう映画は私のツボなので、この作品はまさにそういう映画で鑑賞中グイグイ押されまくってました(笑)。

監督のジョン・クローリーって演出が決して派手ではないですし、むしろ落ち着いた作風でそんな「泣かせるぞ」みたいな演出タイプの監督ではないのですが、私にはそれがむしろ性格的に合うみたいで。

前作の「ブルックリン」も、人によっては「主人公も選択に共感できない」などの感想を見かけたこともあったのですが、私にとってはこれ以上ないほどピッタリの作品で、特に「『女性の成長』を描くと本当にハマる監督だな」と今作で改めて実感しました。

「ブルックリン」のシアーシャ・ローナンもとても魅力的でしたが、今作のフローレンス・ピューもとても良かったです!
病気や仕事、夫や娘に対する向き合い方など、共感できる部分がいっぱいでした。

この映画は本当にいい映画で、「もう少しアワードとかでも評価されて良かったんじゃないかな」と思うのですが。

一人でも多くの人に観てほしい素敵な作品です!!

気になった方はぜひ観てみてください♪

※写真は「we live in time この時を生きて」公式サイトからお借りしました。


おまけ

この映画、アルムートのファッションが本当に大好きです!!
「自分を分かってる日常の洋服」って感じがたまらん。

おまけ2

ゴールデングローブの時の服が胸はだけすぎてて「ガーフィールドどした!?」って思ってた(笑)

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