「セックス・エデュケーション」大切なことは海外青春ドラマから教わった

先日、このドラマを観終わりました。

「セックス・エデュケーション」

2019年に配信が始まったこのシリーズ。配信当初から「面白い」と話題でしたが、ちょうど私の育休明けのバタバタ期と重なって見逃してました。

最近「なんか青春物観たいな〜」とTwitterで呟いたところ、いつもやりとりさせてもらってる方がこちらを熱く推薦してくれて、「その方の推薦なら間違いない!」とワクワクで見始めました。

(「ヴィンチェンツォ」もオススメしてもらったんですよ。マジ感謝です!!)

※ここからは思いっきりネタバレしてますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

もうシーズン1の1話から「めちゃ面白いじゃないかー!!」ってなりまして。

ティーンコメディで扱うのは性の悩み。青春ドラマの定番とも言えるテーマだけど、このドラマは扱い方が凄く真面目かつ面白いです。

学校のみんなにカウンセリングするオーティスが母親が有名なセックスカウンセラーで、それが原因で悩んでることからオナニーも上手くできない童貞なのが、ヒネリが効いてて面白い設定ですよね。経験だけが全てじゃない。だからこそ、複雑で。

オーティスのビジネスパートナーになるグレ系のメイヴが頭がキレてカッコいい。好きよ〜、こういうキャラ。

基本カラっと明るいし笑えます。2話のパーティーでおばあちゃんの遺灰のツボ割っちゃうのめっちゃ笑えたな〜(笑)このオーティスはじめ登場人物がみんな個性があって面白い。

オーティスの母ミルバーンを演じるジリアン・アンダーソンは「クラウン」よりこっちの方が全然いい!いきいきしてて楽しそうに演じてますね。

第5話のここ。私も言いたくて、Twitterで言わせていただきました(笑)

シーズン1終了時点で

こういう青春物が観たかった!!

ともう本当にハマって(笑)

登場人物のキャラが良すぎる!!

みんな一人一人に個性があって描き方が凄く丁寧なんです。

性の悩みの扱い方も青春期特有のようでいて、実は大人にも対応できるようなエピソードばかり。出てくるキャラ、みんな誰か一人には感情移入できると思います!

意外と1話の展開も早くて見応えがあるし、毎話続きが気になる感じで、「青春ドラマってこうだったよな〜」って思い出しました!若い時特有のコロコロ人間関係や気分が変わるような毎日のように、けど大切な人や関係は変わらないように。

というわけで、すぐシーズン2突入します(笑)

シーズン2は主要キャラの恋愛模様や人間関係もどんどん展開しますが、性の悩みを相変わらずしっかり取り上げていきます。

この金髪エミリーが通学バスの中で痴漢にあったあと、バスに乗れない気持ちが本当に分かる。

日本では通学電車やバスの中での痴漢なんて当たり前に思われてると思うけど、された方は一生の傷だよ。私も経験あるので、このシーン観てすぐ思い出した。私もしばらく車両や時間ずらしてました。

エイミーはメイヴに付き添われて警察に行くけど、あの怖い思いを反芻しなければいけないなんて、それだけで辛いよね。

メイヴは母がヤク中の更生中、兄もろくでなしで一人で生活しなきゃな家庭環境に負けないところも凄くいい。自分は頭がいいことも自覚してる。勉強したいこともある。負けないで欲しい。

メイヴ役のエマ・マッキーはマーゴット・ロビーに似てるな。

バスに乗れなくなったエイミーの話を聞いて、みんなでバスに乗るシーンは泣いてしまいました。

回が進むごとにどんどん登場人物一人一人への愛が深まっていきました!!主人公のオーティスはじめ、学園ドラマらしく登場人物が凄くユニークで愛らしいんです!ほんとめちゃくちゃ丁寧にキャラを描いています!

扱われる性の悩みは思春期特有のようで、実は大人でも感じるようなモノだったり、忘れてたけど忘れてない体験を思い出したり。けどしっかり笑えるし、現実の問題を描きつつも、ドラマのトーンが明るいから凄く観やすかったです。

自分のセクシャリティの悩みから、セックスの時の悩み、中絶、アフターピル、痴漢など、扱われる問題に距離をもたれないように。だからセックスシーンや際どい描写もあるけど、そこまでいやらしくないし、毎話とても抑制が効いてて、はちゃめちゃなようでいてドラマの作りは凄くしっかりしてる印象。

こういうドラマは観やすいことが大事だと思います。自分の事のように思えるドラマ。

性の悩みだから当然恋愛も扱われるけど、実はこのドラマは一番描きたいのは

友情とか自分を受け入れる愛なのかな

と感じました。

本当に「よく集めたな」ってくらい出演者が上手いです。ティーンのみんなはもちろん、大人側もオーティスの母ミルバーン役のジリアン・アンダーソンはじめ、メイヴのヤク中更生中の母、エリック、ジャクソンの母、アダムの父の校長。ミルバーンと校長は絶対楽しんで演じてるはず!

「日本でも同じようなドラマを!」って思っちゃいがちだけど、この海外ドラマのちょっと遠いけど実は一緒的な距離感がまたいいドラマなのかな、と。ありがたいよ、ほんと。

「私の性教育ドラマってなんだったかな?」と考えると、やっぱり「ビバリービルズ青春白書」かな。セックスのことに限らず、ドラッグの事とか、思春期のメンタル問題も扱ってた。私は「日本のドラマよりたくさんの事を教わったな〜」と感じる。NHKで中学生くらいの時に毎週土曜日深夜だったかな?

あと「セックス・エデュケーション」ではオーティスの親友でゲイのエリックがオープンにしてますが、それによってシーズン1ではアダムにいじめられてます。これは「glee」のカートを思い出しました。カートの時も自分の存在に悩む姿や親との交流を描いてましたね。カートの父好きだったな〜。

今まで観てきた海外青春ドラマにも「ありがとう」な気持ちになれる。「セックス・エデュケーション」はそんなドラマでした。

シーズン3楽しみです!!

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