「ポーカーフェイス」私の今年のベスト海外ドラマになりそう!流れ者のねえちゃんがとある能力で殺人事件を解決していく痛快コロンボ風ミステリーを見逃さないで!!

先日、このドラマを観ました。

「ポーカーフェイス」

あらすじ等はこちら

ライアン・ジョンソン監督初のドラマ・シリーズ『ポーカー・フェイス』。トマトメーター98%を得た本作を字吹同時でU-NEXT独占見放題配信開始!トレーラーも初公開 | U-NEXT コーポレートU-NEXTは、大好評のテレビ・シリーズ『ポーカー・フェイス』を本日0時より独占見放題配信を開始いたしました。小林ゆうが主www.unext.co.jp

このドラマは先に書いた「ホワイトロータス」と共に、U-NEXT独占配信で日本公開されているアメリカの海外ドラマ。2023年に始まった配信で本国でも人気になった作品です。

主演はナターシャ・リオン。洋画好きや海外ドラマ好きには結構おなじみの存在かもですが、一般的にはあんまり知名度ないかもしれないですね。

彼女が単独主演の作品で、この作品では主演だけでなく、脚本も製作総指揮も、なんとある話では監督まで務めています。完全に彼女ありきの作品です。

海外公開時から評判は見かけていましたが、なんか日本ではあんまり感想などを見かけてなくて、「ホワイトロータス」と一緒で「どうせU-NEXTで観れないしな~」と完全にスルーしていたのですが(笑)。
この度の無料期間パワーを使って「気になってたんで観てみよう」くらいな感じで、「ホワイトロータス」のもやーんとした気持ちを引きずりつつ観始めましたが、観始めたとたんに

「えー!!面白いー!!好きーー!!」

となりまして、「個人的に今年1番かも?」と思うくらい良かったので、張り切って感想を書いてみたいと思います♪

※ここから先は思いっきりネタバレしてますので、結末を知りたくない方はご注意ください。

(めちゃ凄いファッションが毎回ツボ)

先に「この作品はナターシャ・リオンありき」と書きましたが、もう一人この作品には重要な人物がいまして、それが

ライアン・ジョンソン

Natasha Lyonne says she ‘would love to’ make ‘Knives Out,’ ‘Poker Face’ crossover movieBenoit Blanc and Charlie Cale using their combined powers ofew.com

かの超賛否両論作品「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の監督っていうとアレですが(笑)、日本でも人気の監督だと思います。最近では「ナイブズ・アウト」シリーズが人気ですよね。私も別に感想を書くほどじゃないですけど(笑)、好きで毎作観ています。

この「ポーカーフェイス」は彼が製作、脚本、そして監督も務めています。

私はこの作品はほぼ内容を知らないで観始めて、いきなりエイドリアン・ブロディが出てきてびっくりしたんですけど(笑)。

彼がカジノのオーナーで、なんやかんやあって手下を使って従業員を殺してしまう展開があって。「ナターシャ・リオン出てこないな」と思ったら、やっと出てきて、チャーリーという名前でそのカジノにブロディの先代のオーナーに目つけられてて(?)だかなんだかで勤めてて、自分が「『相手が嘘をついている』と分かる」という能力があると話始めます。

その殺された従業員は親友で、なんだかんだで犯人がブロディと突き止めたチャーリーが謎を明かすとブロディは自分の身が危うくなり窓から飛び降り!
チャーリーはそのカジノから追われる身になり、ボロ愛車でアメリカ中を逃げながら先々でその能力で殺人事件を解決していく、、、というのが大きな話の筋です。

というわけで、このドラマ

「刑事コロンボ」スタイル

懐かしいですね!日本だとその派生形作品「古畑任三郎」スタイルというと分かりやすいかもです。「まず殺人事件が起きて、その後にチャーリーが偶然だったりなんかで出てきて、事件を解決する」というスタイルのドラマなんです。

私はぜーんぜん知らなかったですよ、このスタイルのドラマだって。
だから最初の2話くらい分からなくて、「あー!そういうことなんだ!」と理解することができて、「えーめっちゃ面白いな!」と思いました。

このスタイルのミステリードラマって、最近あんまりなかった気がして。でも毎回殺人事件が起きるんだけど、全然重い感じじゃなくて。「これはいいな!」と思ってハマりました!!

殺人ミステリーものなのですが、なんか観たあとめっちゃ元気が出るんですよ(笑)。それはもうこの

ナターシャ・リオン演じるチャーリーのキャラの魅力!

これに尽きるドラマです!本当にキャラクターが最高なんです!
ナターシャ・リオンって私と同い年で、自分で言いたくないけど(笑)もういい歳のおばちゃんなんですけど、その能力や性格からか「普通の生き方してこなかった感」でハスッパな感じで、日本でいうと「過去ヤンキー」みたいな雰囲気で、声もちょっと高いけどカスッカスていうかガラッガラっていうか(笑)。でもなんかカラッと明るいの!!

いい意味で「どこにでもいそう」な、カッコよくて人間味もあって、でも普通じゃないちょっと歳いった女性みたいな(笑)。

なんか私本当にこのチャーリーが大好きになっちゃって。凄い髪型とかファッションも含めて。
この作品が好きな人ってそういう人多いと思います。
チャーリーがすごく愛すべきキャラなんです。別に本人刑事とかでもないから、ぜんぜん事件を解決しなくていいですけど(笑)、しかも自分追われる身なのに!(笑)。

でも、人柄というか性格から事件をほっとけない、殺人を許せない、その正義感から自分の身が危うくなっても事件を解決していくところが好きなんです!殺された人と交流があったり思いがあったりして。

このドラマのメインテーマやBGMが枯れた感じのカントリー風なメロディーなんですけど、まさに彼女を表したような感じでぴったり!

事件が起きるところはほんと様々で、めっちゃ田舎砂漠のバーベキューダイナーだったり、過去に1曲だけ売れたメタルバンドのツアーだったり、レーシング会場やゲーセンだったり、映画の特殊メイク関連の話だったり、ほんといろいろなんです。そこにチャーリーがなんでいるかが本当に面白くて(笑)。これはぜひ観ていただいて体感してください!

事件自体は1話完結なんですけど、その背後に「追われるチャーリーがどうなるか」も話として流れていて、「事件解決でちゃんちゃん」で終わらないところも魅力。追われるチャーリーがどうなるかも気になる展開なのも面白いです!

演じるナターシャ・リオン。私はこの作品で初めてしっかり彼女のドラマを観たのですが、凄くうまいと思います!「素もこんな感じ?」と思わせるくらいの説得力があって、さすが製作から監督までやっちゃうようなだけあって、自身に合うキャラを思いっきり気持ちよく演じていると思います!

チャーリーの持つちょっと飄々としたコメディっぽい感じもすごく良くて、ミステリードラマのいいパターンで「会いたくなる」主人公って感じを見事に作り出してて、この1作だけでも大好きになりました!

脚本とキャラクターづくりが絶妙なライアン・ジョンソンはやっぱり天才なんでは!?

この作品、毎話のパターンは決まっているので、やっぱりいかに脚本とキャラクターが面白くて世界に入り込めるかにかかっていると思うのですが、観ていて「ライアン・ジョンソンってやっぱり天才かも!」と思いました。

まずこのドラマってなんかアメリカの昔っぽい雰囲気がすごく強調されていて、しかもどこか田舎的。現代のはずなのに70年代?80年代?みたいな雰囲気がすごくあって。そこが今っぽくなくて「殺人」という悲惨な出来事も、あんまりドギツく感じることがなくて。なんか田舎のゆるーい感じがすごく良くて。

チャーリーのキャラの良さは先に書きましたけど、やっぱりこのスタイルのドラマって話もキャラも良くないと「よくあるパターン」にだけハマってしまうドラマになってしまう可能性もあると思いますが、このドラマは細かいところまで凄く面白くて、ちょっとしたことに気づくとますますこのドラマが愛おしくなるような構造になっています。
わかりやすいところだと映画「オクジャ」のストーリー知ってると楽しめる話があったり、メタルバンドとか(笑)、「あの作品のオマージュかな」とか、いろいろ自分なりにこの作品に散りばめられた小ネタに気づいていくと、どんどんこの作品に愛着が湧いていく感じがたまらないです!

「謎解きを楽しむ」というよりも、その過程がとても楽しいんですよね♪

そして、ゲストスターの使い方もさすが「ナイブズ・アウト」シリーズでも手馴れているだけあって、毎回の殺人の犯人のキャストも豪華!

先に書いたエイドリアン・ブロディ、エレン・バーキン、ティム・メドウス、ニック・ノルティなど。

クロエ・セヴィニーにメタルバンドのボーカル役とか最高すぎて!!この回大好きです!

‘Poker Face’: Joseph Gordon-Levitt on Playing a ‘Total Dick’ and Which of His (Almost) Four Murders Was the BestJoseph Gordon-Levitt talks about his killer role in Episode 9variety.com

そして、「ライアン・ジョンソンといえば」な俳優ジョセフ・ゴードン=レヴィットも登場!彼が犯人の回もいいんですよねー!「ああ、やっぱりライアン・ジョンソンはジョセフが大好きなんだな~」と改めて思いました。この回も良かったですね!

その他にも、老人ホームにいるジュディス・ライトとS・エパサ・マーカーソンのおばあちゃんコンビはすごかった!この老人ホームにはテレビの推理ドラマにハマって常に謎解きしている「ジェシカおばさんズ」という三人組がいたり(笑)。めっちゃ面白かったな。

でも個人的に一番うれしかったのは、シリーズ通してのキャストになりそうなFBI捜査官の役で出演しているサイモン・ヘルバーク。
彼はアメリカで大人気だったシットコムドラマ「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」のハワード役で人気に。私も大好きなドラマだったので「あ、ハワードだ!」とめっちゃ嬉しかったです♪

ライアン・ジョンソンの作品は、なんとなくユーモアというか面白いところがある作品が好きで、「ナイブズ・アウト」シリーズもあると思うんだけど、この「ポーカーフェイス」はさらにそれが細かくから大きくにも盛り込まれてて、チャーリーや音楽やアメリカの様子は枯れてるんだけど(笑)、作品的にはすごく豊かでなんかおおらかで、古き良きってあんまり言いたくないけど(笑)、コロンボなんかにあったシリーズものの良さがすごくあるドラマだと思いました。

本国ではすでに今年シーズン2が公開されていて、そちらもまた豪華キャスト!

もちろん毎日のように「観たい!!」と思っていますが!!まだ日本配信は決まっていないみたいです(泣)。

えーなんでー!!早くー!!!

(というか、HBO作品でもないのだからU-NEXT独占配信をやめてほしいー!!笑)

キャラクターの魅力と脚本、出演者が楽しんで演じているのが作品全体に表れている最高の作品です!

気になった方はぜひ観てみてください♪

※写真は「poker face」peacock official siteからお借りしました。

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