アカデミー賞2022関連作品レビュー! 「ミラベルと魔法だらけの家」

日本時間の3月28日にアメリカで開催されるのが、第94回アカデミー賞受賞式。

個人的に気になって観た作品についてレビューを書いています。

今回からは長編アニメーション賞のノミネート作品が続きます。まずは!

目次

「ミラベルと魔法だらけの家」

公式サイトはこちら

こちら今年のアカデミー賞の長編アニメーション部門にノミネートされています。最近のディズニー作品は作品の主題や脚本、絵やキャラ造形、そして音楽に至るまでもう凄まじいハイレベルぶり!子供だけでなく大人も魅了し、人生変えられちゃうくらいの影響力があると思ってます。私もお気に入りの作品もあるし、「これも面白いんだろうな〜」とディズニープラスで鑑賞しました。

先に書いておくと結構辛口になってしまってるところもあります。気分を害したく無い方はご注意下さい。

※ここから先は思いっきりネタバレしていますので、結末をお知りになりたくない方はご注意ください。

この映画、ひっさびさに話が

私との相性が悪すぎる映画でした。

映画って個人の感覚でいろんな感想がある事は当然だと思うのですが、私のブログではあんまりネガティブな事は書きたく無いので、二つだけ「あーこれは私とは合わない」となったところだけ書くと、

①ミラベルがあまりにいい子すぎて辛かった

②ラストがなんの解決にもなってなかった

私の感覚では「こんなしんどい話を子供に観せてどーなの?」と。こんなに疎外感や、家の束縛や、能力があるが故のプレッシャーに悩む現代の闇を、真正面から受け止めて生きてかなきゃいけない子が多いのか、、、。

そして、ミラベルが家を救うのは良いけど、家を出たりするならまだしも私には「元どおりが一番」みたいな話に見えて。。。

私は「リメンバー・ミー」や「インサイド・ヘッド」なんかは本当に大好きなので、今回は私の感覚がマジで話と相性が悪すぎたとしか思ません。

ただ繰り返しになりますが、それはあくまで私の意見だし、映画自体は良かったところももちろんありますのでその事を書いていきますね!

色彩とキャラ造形は本当に素晴らしいです!!

美術や色彩について、これはもう「すっごく綺麗だな〜」と思いました!!南米コロンビアが舞台という事で、とても美しい花々や緑、原色の色味の表現から淡い色まで全てが観ていて美しかったです!

キャラクターの造形もこのいわゆるステレオタイプなヒロイン像から離れたミラベルや体が大きいルイーサも魅力的!こういうキャラ、今までは男性になりがちだったと思いますが、女性なのが新鮮かつ凛々しさの中にかわいさがあって素敵でした!

イサベラは完璧に見えても実は苦悩と戦うような面もある子で、南米美人をそのまま絵に描いた外見とのギャップが良かったと思いました!そして、

劇中歌が大ヒット!仕掛け人は、、、

この劇中歌「秘密のブルーノ」が今世界中であのアナ雪の「レリゴー」を抜く勢いで大ヒットしてるんですけど、作ったのはこの方!

リン=マニュエル・ミランダ

昨日の「tick,tick〜」のレビューでも出てきたミランダが楽曲提供してます。ほんと凄い人気ぶりですね!

私は「ブルーノの歌」よりこっちのイサベラの歌が好きなのですが(笑)

先のミュージカル映画「イン・ザ・ハイツ」があったり、最近のビルボードやSpotifyのチャートでもレゲトンやラテンの曲を当たり前のように耳にするようになったので、もう劇中歌が本当に耳馴染みが良くて、「凄く上手くできてるな〜!」と感心しきりでした。

と、話こそ私に合いませんでしたが(笑)、完成度については本当によくできたアニメ映画で、「さすがディズニーだな〜」というアニメでした。

もしかしたら長編アニメーションの作品賞もあり得るかも?

しかし!この「ミラベル」の次に観た作品がまさかのまさかを起こしてしまい、私の中で特大ヒットを記録してしまいまして。今頭の中がその作品の事でいっぱいに(笑)

というわけで、明日はその作品をレビューします♪

おまけ

なんでこのブルーノの歌がこの映画の中の曲でもめちゃくちゃヒットになったのかは、作品観てもよく分からなかったな〜(笑)

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