「20年の時を経てついに戻ってきた!」と公開から話題騒然!「洋画のヒットはもう厳しい」と言われている日本でも大ヒットを記録したのが今回取り上げるこちらの作品!
目次
「プラダを着た悪魔2」
時代を席巻した“働く女性のバイブル”が、華やかにアップグレード!
トップファッション誌「ランウェイ」の“悪魔”のような編集長ミランダと、彼女の元アシスタント・アンディ。
別々の道で成長を重ねたふたりが、雑誌存続の危機に再びタッグを組むとき、ファッション業界に大旋風が巻き起こる──。
明日へのモチベーションをあげてくれる、映画という名のプレミアが、幕を開ける。引用:映画「プラダを着た悪魔2」公式サイトより
当時、2006年に公開された「1」を観た時には「続編が作られる」とは思っていませんでしたが、本当に制作されて公開されたこの映画。撮影がNYで始まった時から、もうその出演者のファッションチェックがインスタに溢れていた状態で、期待値の高さが窺えてはいましたが、公開されての大人気には本当にこの映画の愛されぶりを改めて知ることができました!私も公開してから2週間ほど経ってやっと観ることができました。
早速感想を書いてみたいと思います♪
※ここから先は思いっきりネタバレしていますので、結末をお知りになりたくない方はご注意ください。
続編の原作を読んでみたい方はこちらをどうぞ!↓
2006年に公開された「1」が20年の間に得た「地位」とは
2006年の公開当初は、話題作ではあったものの、制作側も出演者も「続編で人気を継続させるつもりはなかった」のではないかな、と思います。出演者が、度々出る続編の企画も断ってきたという話も。
原作となった本「The Devil Wears Prada」はいわゆる「暴露本」に近い形の本で、世界的人気ファッション誌の頂点に君臨する「Vogue」の内幕物。特に唯一無二の存在で知られる(鬼)編集長アナ・ウィンターの詳細について書かれているため、ぶっちゃけ下世話目線でも話題になっていた本でもあり、それを基にした映画化。
当時、原作にどんな事が書いてあるかも、映画の制作事情もそこまで詳しくは知らない状態で私は観たのですが、モデルにした雑誌「ランウェイ」の編集長ミランダの描かれ方は「まあ容赦なく鬼だな」と。しかも映画なので「より誇張して描かれている部分もあるんだろうな」とも思っていました。
とはいえ、それだけではなく、そのミランダの内面についてにも触れていたり、主演のアン・ハサウェイの仕事を通して中身も外見も成長していく姿や、アシスタントの先輩エミリーを演じるエミリー・ブラントの魅力に共感する当時の女性達、「ランウェイ」のアートディレクターでミランダの絶対的右腕であるナイジェルを演じるスタンリー・トゥッチの愛されキャラもあって、映画の公開が終わっても「お茶の間でも愛されるサクっと鑑賞おしゃれお仕事ムービー」的な地位にて、この映画も雑誌と同じように絶対的な位置を獲得したところがあったと思います。
20年を経たそれぞれのキャラクターたちにまた会える喜び
この主要4人のキャラクターが全員元気で、外見もエネルギーもパワーアップして集結し、再び会えるところがこの映画の最大の喜びポイント。
70歳を超えたメリル・ストリープ演じるミランダは、時代の変化に対応しながらも相変わらず「ランウェイ」に君臨する立場はそのまま。会社のグローバル責任者の地位にまで上がろうとするタイミングで、でもこれも現代らしくとある発言でやらかしちゃって炎上しちゃう。20年前は「炎上」とかまだなかったから(笑)。自分のオフィスでコート掛けるのに苦戦しているミランダに爆笑してしまいました。こういうところメリル・ストリープ上手くて(笑)。「人事部に苦情が入って」って言われてて(笑)。
そこで「ランウェイ」が声をかけるのが、ミランダのもとを去った後に報道記者として名をあげて、ジャーナリスト間の賞まで受賞するまでになったのに、その授賞式で仲間ごと一斉にリストラの通知が来るような状態だったアンディ。演じるアン・ハサウェイは40代のハリウッド女優の中でも変わらない美貌を持つ存在で、「1」と同様に彼女のお仕事ファッションもこの映画の大事な魅力。個人的にはイタリアのホテルで着てたビョークのTシャツパジャマにシビれましたが(笑)
「ランウェイ」のオフィスでミランダと同様にアートディレクターのままで仕事を続けるナイジェルともまた会えるアンディ。「ナイジェルだー!!」と観ていて喜んだ観客も多いのではないでしょうか。スタンリー・トゥッチの安定感は健在。
そして炎上しちゃったことでの「広告主へのお詫び行脚先」の筆頭、ディオールの幹部として再会したのが、ミランダの元アシスタントでアンディの同僚だったエミリー。「エミリー!!あ、こっち行ったんか!」と、観ていてさらに喜んだ観客も多いのではないでしょうか。
エミリーとナイジェルのキャラクターは映画が公開されて時間が経つ毎に愛されていったような印象で、「主要に上がってきたのは20年経ったこそだからかな」と思いました。
特にエミリー・ブラントは、この20年の間にハリウッドに欠かせない大作映画の主演もするような女優の一人になりましたが、私の彼女との出会いはこの「プラダを着た悪魔」1だったので、なんか感慨深かったです。今作でも相変わらずベストな仕事をしていて、本当にいい女優さんですね!
話も展開の早さもファッションも2026年っぽい仕上がりに
ストーリーは先に書いた炎上をはじめ、雑誌を含めた出版やジャーナリズム業界自体の衰退、経済状況について会社買収などのシビアな現状を軸にしていて、その中でどう生き残っていくかを描いた内容に。
まさに現在、雑誌業界だけでなく、映画業界自体も買収劇のニュースが日々入って来るような状態で、今作「プラダを着た悪魔」も1は20世紀フォックス映画が制作していましたが、20年の間にディズニーに買収されたという。
そんな状態で、現実世界でも解決策がないのに映画内で解決もできるわけもないので、ラストは「より理解ある人に買ってもらう」みたいな展開ではありましたが。その結論までもめちゃめちゃ早く進むし、スピード感も今っぽいなと。「そうやって頑張っていくしかないけど、それぞれやってこ!」みたいなラストで、「1と同じような終わり方だったな」と思いました。
また、アンディやアシスタントのジン・チャオがビンテージ(古着)でハイファッションのアイテムを手に入れて、オフィスで身に着けるあたりも「今っぽい」と思いました。私も古着好きなので、賢く使う人好きです。
ファッションについてもパーティーやイベントのシーンも出てくるし、大量のハイブランド、デザイナーやファッションインフルエンサーやセレブのカメオ出演もありましたが、わりとさっさか進むので、それは意図的だったのかな。
個人的注目は音楽!そしてこの映画にピッタリのあの人登場!
ここで私が「いいな」と思ったのが、音楽の使い方とガガ様の登場!
ガガ様は今回、ここ最近ファッショナブルなところもあって大人気になったフィーメールラッパーのDoechii(ドーチー)と組んで映画オリジナルの楽曲を提供。まさに「RUMWAY」ってタイトルのスタイリッシュな雰囲気の曲なんですけど。それだけでなく、あのミランダと犬猿の仲みたいな形でカメオ出演していて、でもイベントでまさにランウェイで歌うというメタメタ美味しい本人役!(笑)。観ていて「ガガ様ほんとこの映画ピッタリだわ~」と思ったけど、そういえばまだ「1」の時は売れる前だったんですよね。
また「1」のアンディの様々なファッションを見せるシーンで印象的に使われていたマドンナの「Vogue」は「2」でも同じように使われていて、「1」のオマージュ的なところもあって、「1」からのファンは嬉しかったんじゃないかと思います。
またDua LipaやMiley Cyrus、SZA、RAYEやLaufeyといった、今現在人気の女性アーティストの曲を使ったサントラ自体が2026年をうまく表していて。特に
このOlivia DeanとThe Mariasは、今年のグラミー賞新人賞にノミネートされた2組。まさに昨年に人気が急上昇した2組で、女性アーティストとしてもファッション的にもどちらも注目の存在。この2曲には「おお!早い!」と思いました。昨年制作し今年前半に公開したスピード感ある制作の強みが出ているな~、と。ちゃんと音楽でも今の空気を感じられるようにしていて「良いな」と思いました!
というわけで、20年前のキャラクターの愛され方を活かしつつ、現代の時代の流れに乗せて作られた、特に「いろんな世代の女性が楽しめるエンタメ洋画」として見事に復活した作品だと思います♪
実際に私も映画館に観に行ったらほぼ女性客でした!こんなに女性客が多い作品も久しぶりだったので、嬉しかったです♪
気になった方はぜひ観てみてください♪
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