「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」最低は最高?シャラメ大熱演のダメ男映画をあなたはどう思う?

「マーティ・シュプリーム世界をつかめ」のポスター撮影写真

先日、こちらの映画作品を鑑賞しました。

「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」

女たらしで嘘つきで自己中。
だけど卓球の腕前だけはピカ一のマーティ。
NYの靴屋で働きながら、世界チャンピオンになって人生一発逆転を目指す。
そんな中、不倫相手のレイチェルが妊娠、
卓球協会からは選手資格はく奪を言い渡される。
万年金欠のマーティはありとあらゆる手を使って
選手権への渡航費を稼ごうとするが     

引用:映画「マーティ・シュプリーム 世界をつかめ」公式サイトより

ハリウッドを代表する若手俳優のティモシー・シャラメが主演。でも、今までの彼の役とは一味違う役、そして日本が出てくるところもあり、そしてインディ系映画製作・配給会社として日本でも人気の「A24」が製作とあって、映画ファンの間で公開前から話題になっていた作品。

今期の映画賞アワードレースが始まると、このティモシー・シャラメがこの映画でどんどんと主演男優賞を受賞。これはいよいよアカデミー賞主演男優賞もあり得る!俳優だけでなく、監督賞や作品賞も期待できるかもと評判が高かった今作。私も公開を楽しみにしていた作品でした。

ところが、アカデミー賞直前でとあることで「シャラメの主演男優賞受賞が危うし!」状態に。「え?」な展開が起きたところで日本公開になって、たいていは「早く公開してよー!」って思うことが多いアカデミー賞関連作ですが、なんだか予想してなかったけど「ちょうどいいタイミングになってしまった」と、アカデミー賞直前に観に行くことができました!

というわけで、紆余曲折と実際に作品を鑑賞して感じたいろいろについて感想を書いていきます♪

※ここから先は思いっきりネタバレしていますので、結末をお知りになりたくない方はご注意ください。

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賞レースが始まると評価が高いところから、、、

この作品、映画賞レースが始まったり、公開されると結構絶賛に近い形でいい評判が目に入ってきたんです。

海外の有名どころのレビューも点数が高くて、「とにかく面白い!」的な感想があって。

監督はジョシュ・サフディ。「サフディ兄弟」として、弟ベニーとコンビを組んで映画を監督していたのですが、2025年にそれぞれ監督名義の作品を発表。コンビを解消していたことが分かりました。

サフディ兄弟時の作品は「グッド・タイム」「アンカット・ダイヤモンド」といった、カタギでない崖っぷち男の物語がメイン。

そんな作品の監督と、キラキラの美少年イメージが強いティモシー・シャラメというミスマッチ感なコンビネーションに興味も沸くし、評判も良いしで私も公開を楽しみにしていました。

アワードレースのネガキャンがなんか凄い

ところが、アワードレースが進むにつれて、なんとなく「ん?」という話題も目に付くようになって。この作品がどうこうというより、サフディ兄弟がコンビを解消した理由が「ジョシュが撮った作品で未成年に無理やり性的なシーンを撮影させた」とか、シャラメについても「キラキラ美少年イメージの裏で(本当は映画の主人公)マーティ並みかそれ以上に貪欲で無礼な男」みたいな話題を見かけたり。どれも本当なのか嘘なのか分かりませんが、この「マーティ・シュプリーム」って今期一番ネガキャンすげーって思っちゃったんですよね。

ここ数年、アカデミー賞ってソーシャルメディア上でのディス合戦というのか、なんかネガティブな話題を持ち上げて、主要アワードのノミネートや受賞を妨げようとする動きがあることがあって。それが「今期は『マーティ・シュプリーム』がダントツ多いな」って印象でした。それがちょっとやちょっとなら全然気にしないのですが、この作品は日に日に大きくなっていくような感じがあって、作品観る前から「ちょとげんなり」くらいに思っていたのです。

ティモシー・シャラメの炎上発言で絶好の公開タイミングになった日本

そんなこんなでも「公開したら観に行こうかな」くらいに思っていたら、なんと日本公開の直前に

ティモシー・シャラメ、オペラやバレエに「誰も注目していない」発言が炎上

なんとこの発言が拡散されて大問題になっちゃって、バレエやオペラ界から(半分茶化しだけど)猛反撃を受けてしまって。

この発言に至るまでもちょっと前からそれまでのいい子キャラから、ファッションや態度も変わってなんか男性ウケしそうなファッションに偉そうな感じに変わり、連れてる女もカイリー・ジェンナーみたいな(笑)。まあ、分かりやすいと言えば分かりやすくキャラを変えてきていて。

その上この発言で、それまで順調だった主演男優賞レースが形勢が変わってきて、主要な賞で受賞できなくなってきて。

というタイミングで日本公開になり、「なんか映画とシンパシーある展開になってきた?」みたいな予想感もありつつ、ますます楽しめる状態で(笑)鑑賞できることとなってしまいました。

悪いところが見つからないくらい映画としては出来が良い

すみません、前置きが長くなってしまったのですが、「じゃ、鑑賞してどうなの?」ってところでいうと、全体的に「映画の出来はめっちゃいいな」と思いました!

もともとサフディ兄弟の作品って評価が高かったですけど、監督がジョシュ一人になったとて映画の力が落ちる事はなく、映像も面白いし、話も面白いし、映画のテンポも良いから、長いけどそれほど飽きずに鑑賞できました。

音楽はOPNことダニエル・ロパティンが担当。50年代の話なのになぜか80sのヒットやサウンドを使いながらも(笑)、映画の絶妙にマッチした音楽や選曲でツッコミさせないような感じもあって。

シャラメ大熱演は間違いなし!

肝心のティモシー・シャラメの演技は、前評判どおりの大熱演!彼のイメージを覆すような「最低な男」をとても力を込めて演じきってました。

本音を言えば、私は彼がボブ・ディランを演じた「名もなき者」の方が、彼の天才感を感じた作品ではあったのですが。

それでもこの「マーティ役がベスト」という声にも全然反対しませんし、シャラメの演技で映画が成り立つ、作品全体を引っ張るとても良い演技だったと思います!

また、脇の俳優についても、サフディの独特なキャスティングがとても活きていて、新人のオデッサ・アザイオンやタイラー・ザ・クリエイター、クイネス・パルトロウ。ケビン・オレアリー、アベル・フェラーラやほんとちょい役でアイザック・ミズラヒみたいな本筋は役者じゃない人も投入して、リアルなんだかリアルじゃないんだかな面白い効果もありました!

どのキャラクターもぴったりとハマっていて、それぞれの役の展開も面白かったです。

日本人の卓球選手役、川口 功人の演技も良かったですね!ラストの試合シーンはほんとしびれました!!

面白いのは分かるんだけど個人的に足りないもの それは、、、

というように、映画としては本当に文句のつけようがないというくらい、出来のいい映画でした。ここまで破綻というか「欠点がない映画」も珍しいかもしれません。

ただ、「好きですか?」と言われると(笑)。個人的にはもともと「サフディ兄弟の映画って私には何か足りない」ってところが常に私にはあって。

それはたぶん「情緒」。これはもう相性としか言いようがないのですが(笑)。

なんていうか、面白いけど感情移入は全然しきれないし、しないで楽しめればそれはそれでいいんですけど、個人的にぐっとくるところが薄い感じがありました。前作の「アンカット・ダイヤモンド」もそうだったんですよね。ドキドキはしますけど、「なんか足りないな~」って感じで。

もうちょっとマーティか他キャラクターに入り込めるところがあれば。でも、「それがないからこそ好き」っていう方も大勢いると思います。ここはもう好みの問題だと思います!

というわけで、気になった方はぜひ観てみてください♪

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