最近、Netflix USのある動きが面白くてしょうがないんです。
皆様、この海外ドラマをご存じでしょうか。「The O.C.」「ヴェロニカ・マーズ」「One Tree Hill」「ゴシップガール」。
2000年代にアメリカで人気だったティーンを主人公にしたドラマです。FOXTVやThe CWといった放送局で流行っていたドラマですね。
日本でもレンタルビデオやケーブルテレビで放送されて、私も当時めっちゃ観てましたよ!!
あれから20年。かつて夢中になっていた同世代の若者も今や大人から中年になり、出演者も視聴者もそれぞれの道を歩みながら、海外ドラマの視聴状況も放送から配信に変わっていったり、だんだんとそういったドラマの記憶も薄れていくなか、
今年欧米でこんなドラマが人気になったんです!!
「こんなのみんなイヤ!」
https://youtu.be/Xn2PsXD8m4A?si=qp4tNSDzwXNCLVwh
あらすじ等はこちら
https://www.netflix.com/jp/title/81591296?s=i&trkid=258593161&vlang=ja
ポスターを観て「あ!この二人は!」と気づいた方はもはや同士!!
「ヴェロニカ・マーズ」の主人公だったクリスティン・ベルと、「The O.C.」のナード(オタク)系役セスでおなじみだったアダム・ブロディの共演作。私も予告を観た時は
この二人が!?ヴェロニカとセスじゃんーーー!!!
と思ったんですが、これは新しいロマコメシリーズのドラマです。
https://www.instagram.com/reel/DAbx9_OpOV8/?igsh=cXRwMDl2d25vbHd1
独身で姉妹で自分たちの恋愛について語る人気ポッドキャスト番組を持つジョアンと、婚約者と別れたばかりのユダヤ教の祭司であるノアの恋愛模様を描くこのドラマ。
SATCのキャリーも新聞のコラムからポッドキャストで語る時代へ。今や自身の表現の場はコラムやブログだけではなく、ポッドキャストが今っぽく感じる手段なんですね。
対するノアはユダヤ教の祭司という身。このドラマはこの宗教の違いもテーマになっておきます。
40歳以上の等身大の男女としてのロマコメで、二人の過去作を思い出しつつも(笑)、とっても面白いドラマに仕上がっていたので、観終わって感無量でした!
https://note.com/diefun/n/n88bbdf234c69?sub_rt=share_b
今年、韓国ドラマ「涙の女王」のレビューでも書いたのですが、ラブコメって軽い内容のようでいて、実は演技力や役者の力量が求められるんですよね。主演二人の相性も重要です。そこを上手くこなせるかこなせないかで、作品自体が面白くなるか、つまらなくなるかも決まります。
https://www.rottentomatoes.com/tv/nobody_wants_this/s01
それがこのクリスティン・ベルとアダム・ブロディなら安心感が抜群。二人とも過去のドラマでそれぞれ上手いのを知っていますし、でもちゃんと二人とも新しい役として見事に力量を発揮しています。
海外の映画やドラマのレビューをまとめたサイト「rotten tomatoes」でもかなりの好評価。特に批評家側の数字は54レビューで94%とかなりの高い数字。
私も作品を観て、「今年1、2を争うラブコメ作品だ」と思いました。
ドラマ自体は話題席巻を狙うような派手な感はなく、設定などは特に特殊ではないんですけど、大人のラブコメとして程よく面白い。
主演二人の見た目も年齢を重ねるに理想的なアップデートすら感じさせるようで。
特に
アダム・ブロディの人気がすごい!!!
https://www.netflix.com/tudum/articles/adam-brody-nobody-wants-this
https://www.nytimes.com/2024/09/05/arts/television/adam-brody-nobody-wants-this.html
https://variety.com/2024/tv/news/nobody-wants-this-adam-brody-rabbi-religious-1236157146/
https://youtu.be/lzwpVHMIm3Q?si=lRgy7DeYeoWDxoPv
このドラマが配信されてから気づいたんですけど、このノアのキャラクターと、演じるアダム自身の魅力が注目されていて。
確かに、the O.C.のセスをさらに洗練させたソフトな感じの文化系独身大人男性って感じで、でも人間らしさもあって美味しい役なんですけど(笑)。「hot rabbi」って事で
https://www.vanityfair.com/hollywood/story/nobody-wants-this-season-2-release-date-cast-plot-details
https://youtu.be/DvNwN86–YE?si=gc74jpKMJiwsHxn1
https://youtu.be/rNvxvZuU9rA?si=KqHRiNIbP5R613MH
https://youtu.be/Bn8jl7B6w-s?si=IbBnfQV91-T9-ObS
https://youtu.be/O6iH7SVDeBI?si=q1Cdf0Aq1zBpmxAO
Netflixのドラマの中でもかなり積極的にプロモーション展開をしていたみたいなんです。特に30代くらいからの女性に向けてですかね。
もちろんクリスティン・ベルも人気で、この役がとっても彼女のキャラに合ったいい役なので、二人セットで注目度がかなり上がっています!
https://youtu.be/e0px5y51YX8?si=w6J3ViwD5fhDVfGt
作品内で二人が初めてキスをするシーンで使われている曲が
https://youtu.be/4Cc1R1QSPuE?si=7xwGWPZUzvEfLPRL
この「See Her Out」。シンセのイントロが印象的なこの曲。「なんか昔聴いたことあるな〜」と思ったんですが、シンプルながらもいい使われ方。このシーンだけのYouTube動画はもうすぐ100万回再生までいきそう。私も見直しました!(笑)。この曲も良く聴いています。
https://music.youtube.com/playlist?list=PLEVH-6-s-tVVrX7tVbW4pkz7pjg3v0hEZ&si=5C0B9PghRAcXywGR
他にもHAIMからolivia rodrigoなども使われてます。ラブコメってこういう選曲も本当に大切。
https://music.youtube.com/playlist?list=PL095E4E17C5581D93&si=JwfCK3Q16GcwI2z7
「The O.C.」はじめ、かつてのティーンドラマって、その時に流行っていたインディ系ロックやポップを作品中にふんだんに使っていたのも懐かしい。そこからの成長も感じます。気になる方はplaylistをぜひ聴いてみてください♪
https://youtu.be/O5Tsek0HTDk?si=6eceVLw9-YOG6w36
この「こんなのみんなイヤ!」は脇のキャストもなかなか魅力的で、主人公のジョアンと一緒にポッドキャストをやっている姉には「サクセッション」に出演していたジャスティン・ルーペ。クリスティン・ベルとの姉妹感もバッチリで、二人とも若干性格悪いのが面白いです(笑)。
ノアの兄で家庭を持つサーシャはこのドラマで一番のボケ担当なのですが、演じるのはティモシー・シモンズ。コメディ系の作品に映画ドラマ多数出演している役者で、顔を見たら「どっかで観たような」と思われる洋画や海外ドラマファンの方も多いかも。
気の強いサーシャの奥さん役の方もこれから注目です。
https://www.instagram.com/reel/DA8-cGDucDT/?igsh=MTBjMzMwcWhpbDR0ag==
1話30分弱で10話というコンパクトさもコメディ作品の魅力。シーズン2の制作もあっという間に決まったので、今からでも全然余裕で観れると思います!おすすめです!
と、そんな中、netflix usのインスタをなんとなくチェックしてたら、目に飛び込んできたのは
https://www.instagram.com/p/DA5-ymJODXp/?img_index=2&igsh=MW9hYzF3bmFuNXpreA==
ん?あれ?もしや、、、
チャド・マイケル・マーレイじゃね??
先にあげた「one tree hill」で主役ルーカス役の!
チャドといえばルーカス以外にも
https://youtu.be/IPmp5pZGky0?si=-yXohoSNtXlMlZxx
https://youtu.be/B_VFs9j95gc?si=eW8pt-8_1Tn1mT88
https://youtu.be/pVdjyneSUqY?si=dl2fsSEi8Apokkao
ドラマ「ギルモアガールズ」から、映画「フォーチュン・クッキー」「シンデレラストーリー」と、ティーンムービーやティーンドラマに一時期出まくり状態だった人気俳優。
(ちなみにアダム・ブロディもギルモアに出てた)
それが「なんだこれ⁉︎」と爆笑したんですが、なんと今年
netflixのオリジナルムービーに2本出演し、
見事な大カムバックを果たしていました!(笑)
これも背景がありまして、
かつて「ミーン・ガールズ」をはじめ、子役からティーン女優として、そしてファッションセッターとして、そして歌手として、そしてお騒がせセレブ(笑)として一時代を築いていたリンジー・ローハン。
一時期はハリウッドから遠ざかっていた彼女ですが、数年前からNetflixでのクリスマスなどのラブコメ映画でタッグを組んでいて、それが好評なんです。そこからなんと「ミーンガールズ」のPlasticsの一員だったグレッチェン役のレイシー・シャベールが主演のクリスマス作品まで今年リリース。
Netflixって最近特定の層に向けた作品の制作に力を入れている感じがありましたが、リンジーのこの作品が当たったことで、もうこれ系シリーズの量産体制に入ってる感じなんです。
当たってなきゃこんな方向にいかないんで、当たってるんですよ。私もターゲットの一人です(笑)。
そして、このチャドの売り方がほんと私はめっちゃ笑えるのです!!
https://www.instagram.com/reel/C6ruC90v7wu/?igsh=Yno2OWR1b3g4YTJ1
https://www.instagram.com/reel/DCpBlz0ukij/?igsh=ZnF3Z2dmMjlvM3Bl
どちらの作品も本当にそれ系好きにはたまんない作品で(笑)、気軽に笑って楽しめるコメディ。私の大好物な何も難しいことを考えずに、世界を明るくする作品として、「こういうジャンルって本当に大切だ」と思っているのですが。
かつてティーン俳優として活躍していた頃のチャドは、もっと二枚目で、影がある役もあったりとわりと王子様だったんです。
分かりやすい言葉でいうとちょっとマッチョ系であの当時に本気で好きだった人は
https://www.instagram.com/p/DCUiIu9xgnt/?igsh=ZTdxZnJzbGFqa3Nq
これ見て複雑かもしんない(笑)。でも私は大歓迎です!!(笑)
ここまで振り切れるのすごい(笑)。もしかして、チャド本人、「ティーン時代についてしまったイメージを払拭したい」という気持ちもあったのかもしれないですね。こういう方が本当は好きだったのかもしれません(笑)。結構勇気いる行動かもですが、今こういうことができる存在って貴重だと思うので、私は胸熱です。
かつてのオタク系役でどちらかというとお笑いキャラだったセス役のアダム・ブロディが今や女性の王子様ど真ん中対象で、逆に王子様だったチャドが今お笑いラブ相手として輝いている逆転現象時代。
楽しい、楽しすぎる!!生きててよかった!!(笑)
そして、実は映画界の方にもちょっとこの「2000年代文化系男子」傾向を見てまして。
https://youtu.be/nYPJIOF0ys4?si=DSbnRqlAtPtkCIpZ
今年の映画賞レースでも話題になりそうなこの作品。「リアル・ペイン」。
このポスターを観た時に「絶対観るわー!」と思ったのですが、主演・監督のジェシー・アイゼンバーグに隣にいるのがキーラン・カルキン。
この二人もかつての文科系若手俳優。演じていたのが方やマーク・ザッカーバーグに、方やルパート・マードックの息子(モデルだけど)。
キーラン・カルキンはドラマ「サクセッション」での演技が最高にキレてたので「この映画、絶対に見逃せない」と今からめちゃくちゃ待っています。
そして、ジェシー・アイゼンバーグですが、彼も海外ドラマ「バツイチ男の大ピンチ!」という信じられないくらいダサい邦題のドラマ(現代の『Fleishman Is in Trouble』もなかなかなタイトルだけど笑)で、2年前に主演しているのですが、このドラマに
アダム・ブロディが出演していたんですね。クレア・デインズにリジー・キャプランと女優陣も、特定の層には「マジか!」となるキャスティング。後追いになりますが、私もしっかり観たいと思います。
かつての若手俳優たちがこうやって今また頑張っているどころか
今が本当の旬!?
という感じで注目されているところが本当にうれしいです!
そして「Netflixありがとう」と感謝の気持ちでブログを終わりたいと思います。
気になった方はぜひ観てみてください♪
※画像はnetflix、ディズニープラス公式サイト、各作品公式サイトからお借りしました。
おまけ
https://www.elle.com/uk/life-and-culture/culture/a62744925/adam-brody-leighton-meester-rizz/
「あれ?ゴシップガール出てきた?」と思った方!アダムのリアルワイフは、GGのブレア役だったレイトン・ミースター。今でも仲睦まじく幸せそうなところも、アダムのポイントアップなところとして注目されています。
リアルライフもチェックされる時代なんですよね〜。
おまけ2
あとはマイケル・セラの大カムバックも期待しています!!
「バービー」のアランも面白かったですけどね(笑)。
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